食事と食材について

今は当然のように玄米が売られ、スローフードも知られています。

まだ市民権を得てない頃から、マクロビオティック料理は存在していました

特別に習わなくても、下記の通りになさればご自宅でも作れますのでお試し下さい。

食事療法にもなる正食基本レシピ表

2004年〜2006年に開設していたホームページで掲載していたものです。
表記が古い箇所もありますが、今後修正して参ります。

*注意* 原則として無農薬野菜(農薬を使用していない野菜の事)、有機栽培野菜(堆肥等の有機肥料を使用した野菜の事)を用います。油・味噌・醤油等の調味料は自然食品店で購入した純正商品を使用して下さい。市販品は結構知ると、とんでもない作り方をしている場合もあります。健全ではないものが殆どです。
尚、野菜類は専用タワシを用意してよく泥を落とし、出来れば皮付きのまま使用します。
切った野菜類も水につけてアク抜きせず、そのまま調理します。普通の料理に慣れている方には抵抗があるかもしれませんが、野菜も全てで一つ、バランスが取れているという考えからのことです。ですから、どこか一部分でも欠けたらバランスが崩れてしまいます。
普段口にしない部分も一緒に食す事で人間の身体もバランスを保つという考えがもとになっています。
見栄えが悪いだけで、別段不味い訳ではありませんから、是非一度はそのままでお試し下さい。
料理 調理方法
玄米を炊く
まずは基本の玄米ご飯が必要です。
用意するもの。玄米、圧力鍋(なければ電気釜でも玄米が炊けるタイプがありますし、炊けないタイプでも何とか炊けます)。
ですが、電子レンジで炊くのはやめましょう。マイクロウェーブは食物の分子を粉々にします。一見すると何も変わりませんが、中の分子構造は違います。そして食べて体内に入ると元の形状に戻りたがるため、体内の酸素を奪う働きをしてしまいます。
どういうことかというと、人間は疲労が溜まると二酸化炭素が多くなり、酸素が不足している状態ですから、そこでまた酸素を奪われると満腹感はありますし、食物自体の栄養素が壊れないと銘打っている電子レンジ調理は一見健康的なようで、消化にも血液が運んだ酸素を使い、疲労回復にも酸素を使いたい瞬間、思い切り不足してしまっているということです。
推奨する順番で言うと、炭火、薪、ガス、電気、ということになりますが、原始的な方法が一番、人間が食物を摂取した際に、身体に良いという事だったわけです。
マイクロウェーブの特徴としては、酸素を奪うわけですから、血液中の酸素も不足するため、身体が冷えやすくなります。冷え性の方が電子レンジ調理を使っていると、暖かいもので暖を取るつもりが逆効果ということになるわけです。出来るだけ、本物の火を使う調理をお薦めします。

玄米を洗い笊に上げておきます。ただし、白米より水分吸収に時間が掛るので、大体の水気が切れたら圧力鍋に入れて差し支えありません。水は玄米の1.5倍量。
白米だと水に浸して30分後で良いのですけど、最低でも1時間以上置きます。通常の電気釜だと半日置いたほうが良いです。
更に、炊く前に塩小匙1杯混ぜておくと炊き上がりがふっくらとします。
圧力鍋の場合は、火に掛け、錘が勢い良く回り出したら弱火にして30分程度で炊けますが、弱火にした場合、蒸気が出る音のみで、錘が回らない事もありますが、ちゃんと炊けていますから心配いりません。更に30分ほど蒸らした方が美味しくなります。
玄米が炊ける電気釜はそのまま説明書どおりで大丈夫でしょう。
玄米炊飯機能のない、通常の電気釜の場合、スイッチが切れたら15〜20分おき、再度スイッチを入れて切れるのを待ちましょう(二度炊き)。20〜30分蒸らして出来上がりです。
また、「カムカム鍋」等の内釜が市販されています。利用すると柔らかく吸収の良い炊き上がりになります(電気釜には使えません)。
但し、圧力を掛けて炊いた方が「陽性」になります。電気釜の方もチャンスがあったら圧力鍋を購入して試してみて下さい。
また、玄米ご飯がちゃんと炊けたなら、今度は雑穀米に挑戦してみましょう。
玄米にはと麦、粟(あわ)、稗(ひえ)、餅黍(もちきび)、小豆を混ぜて炊いてみましょう。
現在はスーパーでも手軽に雑穀ミックスも売られています。手に入らなければ、入ったものだけで構いません。
はと麦は肌にも良いですし、アレルギー、アトピーの方には玄米だけよりも効果的です。長く食べ続けていると、イボや出来物を散らす効果もあります。
小豆は婦人病や腎臓機能アップにも効果的です。
便秘の方は、薬を飲むより食べて出せますから、是非食費だけで賄えて合理的です。お試しを。
                  *玄米初心者の方へのご注意*
白いご飯を食べ続けてきた口に、玄米は「なんだ、これ?」という感じかもしれません
ぼそぼそとしていて噛みづらく、飲み込むタイミングが今までと違い、食べ辛いかもしれません。
白米は2〜3回噛んだ位で喉の奥へと消えてゆく方も多いと思いますが、噛まなくてもツルリと喉を通ってしまいましたが、そうはいきません。
「噛む」と言う行為が軽んじられるようになって、現代人は噛まなくても食べられる物の方が喜ばれるようになってきています。顎もその分細くなり、小顔が理想になりました。でも歯の本数が変らない為、歯並びは自然悪くなり、元気な歯を抜いてまで矯正する方も少なくありません。でこぼこの歯並びは肩、首、腰にも悪影響です。
その分唾液の活躍する場が奪われてしまいました。
確り噛まないと唾液の分泌が良くありません。消化にも、免疫にも。
「 噛む」と唾液が出る。これは食とは切り離せない大切な事です。
玄米は一口、口に入れたら箸を置き、じっくり最初は30回を目標に噛むのが理想的です。これが出来たら一口50回を目指しましょう。
最初は感じられなかった玄米の味わいが、ここで段々と解ってきます。そして、飲み込んだ後、体内で唾液と共に活躍してくれます。
これが出来るようになって、白米を食べると、今度は白米に拍子抜けします。口の中で米粒を追って噛もうとしても、逃げて噛めなくなり、奇妙な感じかもしれません。しかも、噛まないと食べた気がしなくなります。
良く噛んで食べてこそ、食の真の満足感があるという再認識が訪れることでしょう。
故・沖正弘師も、マクロビオティックの創始者、オーサワ・ジャパンの桜沢如一先生も「噛みは神に繋がる」という表現をなさっておいででした。
現在では医学的にも噛む動作で免疫力が上がることが証明されています。
玄米粥
体調が良くない時、消化吸収力が落ちている時はやはり、お粥です。
玄米粥は圧力鍋でないとやはり無理です。

作り方 洗った玄米は笊に上げ、完全に水気を切る。
圧力鍋を火に掛け、熱したらここに洗った玄米を入れて空炒りする。ぱちんと玄米が弾ける音がし出したら、ここで水を入れます。玄米ご飯で1.5倍ですから、水は食べる人の加減で2.5〜3.5倍でしょうか。この際にも小匙1杯の塩を入れておくと良いでしょう。
あとは沸騰して錘が回り出してから30分。蒸らして30分。錘をはずしても安全かどうか確認して下さい。
普通のご飯の時と違い、おかゆが蒸気穴に詰まってしまい噴出することが偶にあります。
使用後は蒸気穴の掃除もした方が良いでしょう。
また、お粥にも雑穀を入れて炊くと効果は倍増します。
玄米ミール
病人向け基本食です。子供でも大人でもお粥よりも更に吸収が良いです。
断食後の複食、お母さんが母乳が出ない時の赤ちゃんの代理食にも。

作り方 昆布の出汁を用意します。あらかじめ、サラシ等の木綿でB4位の大きさの袋を縫っておきます。
玄米(増えますから1〜2カップで充分)はお粥の時と同じ様に、空炒りしますが、今度はもっとじっくりと炒ります。焦げ目が付くほど「陽」になるので、パチパチと玄米が色濃くなり、あちこちで爆ぜるまで念入りに炒って下さい。
3〜5倍程度の水を加え、蓋をして圧をかけます。炊いている間は鍋に気を付けて。今は安全設計になっていますが、以前は良く詰まると圧が高まり、錘を持ち上げ外れ、天井まで噴き出したりしました。3〜40分炊き、2〜30分蒸らしたら、サラシの袋に全部入れて漉します。かなり熱いですから気を付けましょう。
ご飯をよそう際のしゃもじを使い、空の鍋を用意し、中でギュッと押し出すようにします。面倒な場合は全部ミキサーにかけてしまうのも一つの手ですが、外皮は混ぜない方が良いので、ひたすら頑張りましょう。
確りと搾り出したら、鍋を火にかけ、先に用意しておいた昆布だしで伸ばしながら濃度を見ます。
スープ状、シチュー状位が目安です。薄塩昆布だしの玄米スープですね。軽く塩をして、味が薄いくらいで丁度良いです。症状によってはもう少し塩加減をしますが、薄味が基本です。
最初からたっぷりは飲ませません。玄米は後になってから、ゆっくりお腹が重くなりますから、少な目に飲みます。
ごま塩
洗い胡麻(黒胡麻)を用意します。陰性陽性の度合いにより塩の割合が違います。
自然塩をフライパンで乾煎りします。サラサラになったら、よく乾燥したすり鉢(湿っていたら、コンロの上で逆さにして乾かしてから使います)にあけてよく擂って細かくします。
次は胡麻を擂ります。まずよく炒ってパチパチ爆ぜる音がするまでかき混ぜながら乾煎り(からいり)したら、塩の入っているすり鉢にあけ、軽ーく擂ります。強すぎると油が出て酸化し易くなるので手早く軽く。
これで出来上がり。湿気の入らない容器に入れ、毎食小匙1杯分をご飯にかけていただきます。
*****塩と胡麻の割合*****
ごま塩は食事療法によく用います。陰性の症状改善にも毎日用いることをおすすめします。
子供は基本的に陽性です。
余程アトピーが酷くなければ塩:胡麻が1:9
くらいで充分でしょう。
大人で体力旺盛、小柄色黒頑健タイプも同様に塩:胡麻が1:9
です。
日常生活に余り支障は無いけれど健康の為という方は塩:胡麻が2:8
アレルギー、アトピー、極度の冷え性、蓄膿症等、陰性で冷えが伴う深刻な症状の場合での食餌療法として塩:胡麻が3:7
ひじき蓮根
基本はひじきと蓮根が1:3です。
ひじきは軽く水洗いして暫く浸します。この時戻し過ぎると水を吸って陰に傾きます。半戻し、芯が残っている位で笊に上げておきます。
蓮根は立て4つ割のいちょう切り。
深鍋に胡麻油をひき、蓮根、ひじきの順によく炒め、水を注ぎます。材料がかぶるくらいにいれ、煮立ったら中火、火が通ったら醤油を回し入れます。(@)
汁気がなくなるまで煮て、2〜3回ほど鍋をゆすって味を全体になじませます。箸でかき混ぜるとひじきがこなれてしまいますから注意して下さい。
味付けは醤油だけです。汁が殆ど無くなったら出来上がりです。焦がさないよう注意して下さいね。
また、@のところから塩で味付けし、汁気が無くなったところで醤油を少々回し入れる作り方もあります。
きんぴら
牛蒡、人参、蓮根は皮ごときれいに洗ってそのまま使います。
牛蒡と人参は斜めに切ってから千切り、蓮根は4つ割か6つ割のいちょう切り。フライパンか鍋に胡麻油をひき材料を炒めます。良い香りがするまで丁寧に炒め、水を加えます。野菜の火の通り具合にもよりますが、ひたひたより多くはしません。蓋をして暫く煮、火が通ったところで醤油を回し入れ、汁気が無くなり味がなじんだら出来上がり。
便秘気味の方は牛蒡を多目に、咳、喘息、婦人病の方は蓮根を多めに作ると良いです。
症状によって野菜のバランスを変えることが出来ます。
あずきかぼちゃ

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