以下のことをご承知のうえで、参加されますよう。
入浴や食前食後の40分は時間を空けること。
ヨガだけでなく、入浴や運動もそうですが、血液が体中を巡っているところ
急に物を食べたり、入浴したりと、今現在の血流に影響が出ることは避けましょう。 食事中は消化のために、胃に血液を集中させなくてはなりません。 食後すぐに運動、入浴などをすることにより 胃に集中していた血液を体中に分散させることになり、消化不良の原因となります。 入浴後や運動後は体中に巡っている血液が、筋肉に栄養を届けたり酸素を運んだりと 忙しく働いている状態だと思って下さい。 そのような時に食事をし、胃に血液を集める必要が引き起こされると 同様に胃にも身体への作用にもよくありません。 そういう訳で、ある程度消化が済んでいる状態で臨んでください。 不快な痛みを感じたら無理をしない筋肉を伸ばしたり、あるいは縮めたりと、普段と違う動きをするとわずかであれ、つっぱるような痛みを感じます。 痛みには二種類あり、心地よい痛みと不快な痛みがあります。 心地よい痛みは、身体に効果的な痛みなので、ある程度の我慢も平気です。 ですが、不快な痛みは身体が無理だと訴えている危険信号です。 身体の声に従う事もとても大切なことですから 少しでもおかしいなと思ったら、無理をせずに力を緩めるようにして下さい。 ここで無理をすると筋を伸ばしてしまったり、炎症などの原因となります。 他の人と比べない
始められたばかりの方は、どうしても他の人と自分を比べがちです。
特に柔軟性が無い事を恥ずかしいことのようにとらえてしまうようですが それが元で頑張りが高じて無理をしてしまい、身体を痛める原因になります。 内面の変化は外から見た柔軟性からはわかりません。 頭ではどなたもわかっていらっしゃるように ヨガ教室は柔軟体操教室ではないのです。 長くやればやるほど、柔軟性は後からついてくるものです。 今、欲しい結果は柔軟性だけでしょうか? そうではないはずです。今より健康になりたかったり、丈夫になりたかったり 本当は違う目的をお持ちでいらっしゃったはずなのです。 柔軟になることより、毎回少しずつ身体が変化することを喜べる自分を作りましょう。 体型についても同じです。 人それぞれ、骨格が違います。それによって肉のつき方も違います。 痩せている人、太っている人、色白、色黒、悩みのない人はいません。 人と自分を比べる人は、少しでも自分が優位になったと思った瞬間から 心の中で人を見下し始めるものです。 身体の姿勢を整える事と、心の姿勢を整える事、両方かかわりましょう。 慣れた頃が要注意
3ヶ月経ち、半年、1年が過ぎた頃が一番注意しなければなりません。 先に書いた注意事項、全てに油断が出て来ます。 もう少しでポーズが完成する、と思った時が一番危険です。 後少し、あと少し、と力んでしまいやすいので、故障も起きやすいと思って下さい。 どんなにゴールが見えていても、ラストスパートはいけません。 スポーツとは別で、頑張りとも無縁です。 ただ、無理せず、無駄せず、長く続けることを心がけてみて下さい。 |